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書籍の詳細


シリーズ名: あじあブックス
書名: §漢方の歴史
(かんぽうのれきし)
中国・日本の伝統医学
ISBN(10/13桁): 4-469-23151-7 / 978-4-469-23151-9
著者名: 小曽戸洋 著(こそとひろし)
定価: 1,680 円 (四六判・196頁)
シリーズ
解説:
今、あらゆる面において見直しを迫られているアジア。日本・アジア・世界の中に暮らす私たちは、「世界の中のアジア」「アジアと日本」「アジアの中の日本」の視点からも、改めて言語・文化・歴史を見つめ直し、新しい道を探る必要がある。<あじあブックス>は、さまざまな話題と問題提起に満ちたアジア再発見のための魅力的なシリーズです。

「漢方とは何か」の問いを発しながら語る、はじめての漢方通史。
内容説明:
「中国医学の形成」「よみがえる古代医学の遺物」「神農伝説と『神農本草経』」「『黄帝内経』と陰陽五行説」「張仲景の医学」「六朝隋唐医学と日本」「宋の医学と日本」「金元明清の医学と日本」「江戸時代の医学」「日本から中国へ」とたどる、初めてのわかりやすい漢方通史。随所に新知見を盛り込む。

主要目次: はじめに――東洋医学と漢方

第1章 中国医学の形成
 甲骨文字の発見と漢方薬
 医師の分類、他

第2章 よみがえる古代医学の遺物
 二千余年前の貴婦人と漢方薬
 新出の医学史料、他

第3章 神農伝説と『神農本草経』
 神農伝説
 『神農本草経』と本草学

第4章 『黄帝内経』と陰陽五行説
 黄帝と『黄帝内経』―『素門』『霊枢』『太素』『明堂』
 陰陽五行説と医学、他

第5章 張仲景の医学
 張仲景伝説
 張仲景方、他

第6章 六朝隋唐医学と日本
 魏晋南北朝の医学書
 千年ぶりに発見された『小品方』、他

第7章 宋の医学と日本
 宋の医書出版
 朝鮮の医書出版、他

第8章 金元明清の医学と日本
 金元医学の新展開
 明清代の医薬書、他

第9章 江戸時代の医学
 古活字版医書の盛行
 日本に帰化した中国人医師、他

第10章 日本から中国へ
 日本に目を向けた中国人
 医籍の還流、他

あとがき

一九七四年八月三日の新聞記事を、私は夏休みで帰省中の下関の実家で読んだ。そのときの印象は今も忘れられない。中国湖南省長沙の二千年余りも昔の古代墓から「脈経」などの医学書が大量に出土したと報じてあるのだ。(中略)長沙といえば、幼少時代、父から耳にたこができるくらい聞かされた『傷寒論』の作者・張仲景の赴任地ではないか。(中略)はたして馬王堆をはじめとする近年の中国発掘遺物は、古代医学史の研究に新局面を拓く史料となった。これから始まった私の伝統医学史に対する興味と、それを研究したいと思う夢はしだいに広がり、時空は中国古代から日本近世へと及び、とうとう生涯の職業とするまでになった。本書はその軌跡でもある。――「あとがき」より

この本の
キーワード:
中国医学、甲骨文字、漢方薬、医書、古代医学、馬王堆、神農本草経、黄帝内経、陰陽五行説、難経、張仲景、傷寒論、小品方、遣唐使、平城京、平安京、日本漢方

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