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書籍の詳細


シリーズ名: あじあブックス
書名: §米☆(ふつ)
(べいふつ)
宋代マルチタレントの実像
ISBN(10/13桁): 4-469-23156-8 / 978-4-469-23156-4
著者名: 塘耕次 著(つつみこうじ)
定価: 1,890 円 (四六判・272頁)
シリーズ
解説:
今、あらゆる面において見直しを迫られているアジア。日本・アジア・世界の中に暮らす私たちは、「世界の中のアジア」「アジアと日本」「アジアの中の日本」の視点からも、改めて言語・文化・歴史を見つめ直し、新しい道を探る必要がある。<あじあブックス>は、さまざまな話題と問題提起に満ちたアジア再発見のための魅力的なシリーズです。

宋代四大家の一人と謳われた米ふつの生き生きとした実像を描く。
内容説明:
大書家にして画家・鑑識家・収蔵家・篆刻家─その偉大な足跡は後世に多大な影響を与え、市河米庵以下日本の書家にも深く浸透した。米☆(ふつ)はまた奇行奇癖の人としても知られ、その数々のユニークなエピソードは長く語り継がれている。本書は米☆(ふつ)の魅力的な人物像を活写して現代によみがえらせる。

主要目次: 1 米☆(ふつ)の生涯
 1 生卒/家系/米信、他
 2 米☆(ふつ)と鎮江/海岳庵近くの名勝

2 芸術家米☆(ふつ)
 1 収蔵家としての米☆(ふつ)/収蔵の要因/文人の愚行と新奇の獲得、他
 2 賞鑑家としての米☆(ふつ)/書画の鑑賞と文人/賞鑑家と好事家、他
 3 模倣者としての米☆(ふつ)/模倣と鑑識/米☆(ふつ)と蘭亭序、他

3 米☆(ふつ)の書画論
 文人趣味/俗/自然と平淡・天真、他

4 米書鑑賞
 1 米☆(ふつ)の書/米書の特徴、他
 2 先人の書の影響
 3 円熟期と晩年の書/年齢による変化、他
 4 米☆(ふつ)と印/米☆(ふつ)の字学、他

5 米☆(ふつ)の後世への影響
 中国における影響/南宋、他

6 米☆(ふつ)の日本への影響─市河米庵とその門下他

 細井広沢/市河米庵/米庵の収集欲、他

……顧☆之以外に大物の名に価する芸術家を捜してみると、米☆の名をあげないわけにはいかない。米☆は自らの芸術について、自負心は並はずれて強く、世間を驚かす奇言異行も相当なものであった。しかし、それだけでなく、作品も数多く伝わり、書画論にも卓見が多く、鑑識、収蔵とも超一流で、多数の名品を後世に伝えるのに中心的な役割を果たした。単なるうぬぼれとはったりで知られる並の芸術家とは、大いに違う点である。彼の書作品は顔真卿と同じように毀誉褒貶がいりまじっている。董其昌のように心酔する人物もいれば、一方でその良さをなかなか認めない人物もいた……――「あとがき」より

この本の
キーワード:
中国史、中国芸術史、中国書道史、中国美術史、伝記、書画、蘇軾、黄庭堅、鎮江、王羲之、蘭亭序、細井広沢、市河米庵

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